2024-01-01から1年間の記事一覧
新NHKにようこそ! (角川文庫)作者:滝本 竜彦KADOKAWAAmazon 前作のリメイクという構想の論理的帰結のような作品で、NHKにようこその原作やマンガ版の完結を惜しんだ者としては出てくれただけでもありがたい。「シン」ではなく「新」だったこと、物語を不完全に終…
最近、サロメさんの雑談を聞くのが楽しい(特にツイキャス配信。ゲーム実況とか他の配信者と一緒のものとかは聞いていない)。他のVtuberは聞いていないのでこの人が特別楽しいのか、それともだいたいVtuberってこんなふうに楽しいのかは分からないが、聞い…
子供がいないないばあ・おかあさんといっしょ・みいつけた以外のテレビにも関心向けるようになった(関心を向けるように仕向けた)のが半年くらい前だったか。子供がいなかったら見なかったであろう作品とかを見たので、いちおう記録に残しておこう。●となり…
月初はソシャゲーの月間イベント開始日なので忙しいのだが、今回は諦めていたうたわれのメインアカウントにログインできるようになってしまい、サブとメインの両方でイベントを消化することになって特に大変だった(さらにハチナイもあったのだがその話は今…
連休が終わって時間を取りにくくなり、小分けして読んでしまったせいか、全体としては面白かったけど、少し散漫な印象を抱いてしまった。物語としても、これまでの伏線に決着をつけるような展開(ハルカとユキカゼの関係、愛宕という国の危機)や今後の展開の…
明治決別編 最後まで楽しく読ませて頂いたけど、今回は五木がゴールデンカムイにいそうな感じのキャラであり(どっちが先に出たか分からないが)、ユキカゼの戦いや葛藤についてもアクションが多かったせいもあってか、那須きのこ作品でありそうな感じの描写…
はじめから終わりまでまったくの隙のないいい話だった。文章が心地よいし、絵もこれまでより洗練されたものになっていた。画面サイズを調整できるようになったこともありがたかった。 キリンの国の綾野郷のパートと対になる物語であり、雪子の国の後にこの作…
期待していたのはこういう話ではなかったのだけど(いきなり15年後のふくよかな美鈴が出てきてしまったし)、読まされる作品だった。重いし、いわゆる裏日本の暗い話だし、「山の涼しい空気」どころか凍死しそうな寒さの寂しい田舎町の空気だし、正月からこ…