2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

水仙花が終わりそう・・・

少女王国の復興を見た。最後まで辿り着く前にちょっと一息。 ある程度予想できたとはいえ、ラストスパートがすごい。今までが抑えすぎですよ。というか、抑えてたというよりは変な方向に爆走してたのかもしれないけど。とにかく、野心的。『未来にキスを』や…

疲れた

しかしBGM抽出に苦労した。スージープラグインなかなか見つからないし、記憶域の不足でXPでは抜き出せないし。改めて98が役に立った。

青い涙 (75)

鍵ゲーを思わせるような二項論理の物語。良くも悪くも微妙なEDが多く、余韻が残る。ライターが韓国の方ということに帰していいのか分からないけど、ヒロインたちの描写や文章の端々に異化作用が感じられ、意外なリアリティやユーモアがあってよかった。特に…

中沢新一『対称性人類学』

対称性人類学 カイエ・ソバージュ 5 (講談社選書メチエ)作者: 中沢新一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/02/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 59回この商品を含むブログ (102件) を見る 就活がうまくいってないこととこの本を読む…

青い涙。転回。

前回セーブしたあたりがターニングポイントだったらしい。パッケージからは想像できないような方向に話が進んでいって、レヴィ=ストロース吹いた。ライターさんの日本語のハンデが一部で逆手にとられていて面白い。音楽もかなりいいかも。しかし他のシナリ…

いびつな文章(『青い涙』と『さくらむすび』)

自分のことは棚に上げて。秋山瑞人の後ということもあって、エロゲーをやってもテキストで引っかかってしまい、なかなかのめりこめない。 『青い涙』。ESでは「隠れた名作」評価で、ライターが韓国人の人ということで、ちょっと癖のある変わった文章を読める…

あやめいろの夏 (45)

製作者の人が作るのに途中で飽きたのか?システム関係がダメでシナリオも中途半端。タイトルの「あやめ」が話にちっとも絡んでいないし、CGコンプしたのに主題歌はゲーム中では一度も聴けなかった(音楽回想のところにあるだけ)。音楽は使い方がわざとらし…

アレクセイ・ゲルマン

ストーリーがないとか複雑で分かりにくいとかフォン・トリアーの先駆者とか言われているけど、見ていてストレスがたまるとかいうことはない。カメラが動いたりするけど、酔ったり目が疲れたりすることはない。ステレオタイプな映画からも、ミハルコフのよう…

映画『ハルムスのばあさん』

СТАРУ-ХА-РМСА (1991) 膿のような映画。ハルムスが原作で1991年制作ということである程度は予想できたけど、魑魅魍魎系グロテスクの連続。上品にしたら『デリカテッセン』みたいな映画になったんだろうか? 演劇ではハルムス作品はカーニバルっぽいファルス…

映画『キン・ザ・ザ』

Кин-дза-дза (1986)不思議惑星キン・ザ・ザ [DVD]出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2002/05/01メディア: DVD購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (74件) を見る 有名な珍作映画。まさか日本語版もあったとは。買ったテープが、中にプラスチ…

イリヤの空、UFOの夏

をYouTubeで3話まで視聴。YouTubeがなかったら気に留めることはなかっただろうけど、実際に見てみると、YouTubeで見るのはもったいないアニメだ。画面が小さくてよく見えないし。DVDが安ければ買いたいけど、無理かな・・・。 原作を読んだのは一昨年だった…

西尾維新『きみとぼくの壊れた世界』

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,TAGRO 出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/11/08メディア: 新書購入: 11人 クリック: 576回この商品を含むブログ (348件) を見る 期待してたよりずっと面白くてよかった。ファウスト2号に載ってた…

舞城王太郎『阿修羅ガール』

阿修羅ガール作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 157回この商品を含むブログ (223件) を見るいまさらかもしれないけど、読んだので感想を。切れ切れに。 新潮文庫になってたのかよ。ブックオフで見…

空気を満たすもの(「ONE〜輝く季節へ〜」ドラマCD長森瑞佳)

最近のふやけたぼくにはちょっとレベルが高すぎるようなONEの世界。寝転がって聴くのは悪い気がした。 音楽は原作に数段劣るチープなアレンジ。長森の声はイメージよりやや高めで甘ったるい。確かKANONの秋子さんの人。そのずれは演技力と脚本の質でかなりカ…

映画『カメラを持った男』

Дзига Вертов. Человек с киноаппаратом (1929) ジガ・ヴェルトフによる映画の金字塔。映画史的な意義はよくわからないけど、良質の映像作品だということはわかる。物語的なシナリオや言葉のない「純粋映画」への挑戦という、アヴァンギャルド芸術の持つ理論…

ぷちファンディスクみたいなの (∞)

感謝の言葉あるのみです。サナララもラムネも未プレイだけど楽しかったです。

映画『ピョートルの青春時代』

Юность Петра (1980) マスターテ−プっていう会社の品質保証シールが貼ってあったが、見事に不良品。画面が揺れまくって雑音がバチバチ入って、映画に集中できなかった。疲れた。 内容は、アレクセイ・ニコラエヴィチ・トルストイの小説『ピョートル大帝』が…

子羊たちの楽園 (60)

少しずつ進めていた子羊たちの楽園が終わってしまった。小さく小さくまとまっていった凡作だけど、その枠の中で小さな波乱があってドラマがあって、結局けっこう楽しんだ。 主題歌とタイトル画面の音楽が間抜けなほど古臭くて脱力した。男キャラであるジュリ…

グレッグ・イーガン『祈りの海』

祈りの海 (ハヤカワ文庫SF)作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2000/12/01メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 94回この商品を含むブログ (201件) を見る 知性や科学を突き進めて行っても、その果てにぬくもりが存在…

映画『ドストエフスキーの生涯のある二十六日間』

Двадцать шесть дней из жизни Достоевского (1980) 日本語でてるか知らないけど、字幕なしでも買いたい人はこちらから。通販で500円くらいプラス送料。クレカ支払い可。ロシアのビデオは日本のデッキでは再生できないので注意。 借金に負われて『賭博者』を…

映画『昔の暮らしに取材したドラマ』(うまく訳せん)

Драма из старинной жизни (1971) これは一段格上の映画だ。レスコフの短編「理髪師」を原作にし、ソヴィエト映画の至宝エレーナ・ソロヴェイを主演に迎え、俳優たちの演技もカメラワークもかなり丁寧に作りこまれている佳作。恥ずかしながらぼくのロシア語…

陵辱入門

0号線さんのところから。参考になるので全文引用。 何者かへの復讐であったり自意識の表明であったり、支配欲であったり顕示欲であったり、思想であったり純粋な快楽であったり・・諸々の要因が合わさる事により陵辱の衝動は生まれる。陵辱の性表現は基本的…

吸い寄せられるように

気づいたらまた秋葉原に行ってた。さすがに今日はエロゲーは買えなかったけど、mp3プレイヤー(512MB、中古4700円)を買った。はじめに見た店のおっちゃんにはいろいろ説明してもらった挙句に裏切ってしまって申し訳ないことをした。あの店の前は通りづらく…

02. 長い

(瀬里奈日記第2回)

いまさらユダかよ

朝日の夕刊に、70年頃にエジプト中部の砂漠で見つかって以来放置されており、他の文献からその存在のみが知られていた偽典「ユダの福音書」の解読が8割方終わったとの記事。原典からのコプト語訳で、発見以来放置されている間にかなり痛んでしまったとのこと…

統一理論

REVさんのとこ経由で統一理論やら超ひも理論やらブラックホールのサイトとかウィキペディアとかを読んだけど、やっぱりよく分からない。英語が分かればここの啓蒙番組を見れるんだが、また今度。CLANNADのことみシナリオでは、ことみから統一理論の音楽への…

03. 目と声

(瀬里奈日記第3回)

アイサの涙 (50)

アイテムを探して謎を解いて・・・ってこういうファミコンみたいなのとは思わなかった。システムが不便だし。絵も演出も思ってたのよりだいぶ古かった。でも絵柄自体はけっこう好きだし、けっこうエロいし、ヒロインたちはかわいかったし声もよかった。海や…

智代アフターの音楽 〜また電波が〜

サントラだと最後にタカフミズのBGMと歌のショートバージョンが入ってるけど、これはどこか真ん中らへんに順番を入れ替えてもいいかもしれない。 最近は僕は無駄に感傷的過ぎるみたいだ。一曲一曲がこの上なく尊く思える。これは多分ONEでもKANONでもAirでも…

歌の呪文(『調和』)

アギトのCMで見たときから気になっていた、あのKOKIAの謎の歌をちゃんと聴くことができた。第1段階:ちゃんと聴いても歌詞が分からず、でも日本語っぽいので、これはサザン以来のすごい発声法の歌手の誕生かと無闇に興奮。第2段階:歌詞を見てみたら不思議な…