diary

雑記(うたわれ実況、アマカノ2、進撃・ゴブスレ)

◆最近は博衣こよりさんのうたわれるもの散りゆくの実況動画をみていた。1回の配信が8~10時間くらいあって(途中でお花摘みタイムが入ったりする)、他にも毎日のように何かしら長時間配信しているらしく、仕事とはいえスタミナがあって好きでないとできない…

滝本竜彦『超人計画インフィニティ』、石川博品『魂たち』

超人計画インフィニティ作者:滝本 竜彦ホーム社Amazon 単行本化していたことを最近知って読んでみて、相変わらずの健筆でよかった。『超人計画』にはどんな感想を書いていたっけと見ようとしたが、どうやら感想を書いていなかったらしい。そうか。『超人計画…

トラペジウム

ツイッターで熱心に勧めている人がいたのでちょっと気になっていた作品をみてみた。自分はリアルなアイドルは生身すぎて関心がなく(アニメキャラと違って目が小さすぎるし、鼻や口が大きすぎるし、髪の毛が重力に逆らっていないし、しゃべり方も不快だし、知…

バンドリのこと

連休はだいたいバンドリシリーズのアニメを観ているうちに終わってしまった。流れとしてはBlack Sheep Town → 久々にMusicusの感想を読み漁る → アベマで無料公開していた同じバンド物のバンドリを1、2、3、MyGoと続けて観る(モルフォニカはテレビでやって…

ドラゴンボールとサロメさん

サロメさんのドラゴンボールのゲーム実況をけっこう見ていて、実況の面白さもさることながら、原作マンガを思い出させる構図が多くて懐かしくて楽しませてもらった。ドラゴンボールは子供の頃に単行本を集めていたマンガの一つで、ジャンプでリアルタイムで…

アニソン、ハチナイ

正月休みは終わったけど近況を少し。●最近はたまに一人で外出すると「only my railgun」と「リンク~past and future~」(16bitセンセーションED)を何度も聴き返すことが多くて、聞き飽きない。他にも2024年によく聴いた曲としては、「Won(*3*)Chu Kiss Me!…

滝本竜彦『新NHKにようこそ!』とか、ハチナイとか

新NHKにようこそ! (角川文庫)作者:滝本 竜彦KADOKAWAAmazon 前作のリメイクという構想の論理的帰結のような作品で、NHKにようこその原作やマンガ版の完結を惜しんだ者としては出てくれただけでもありがたい。「シン」ではなく「新」だったこと、物語を不完全に終…

壱百満天原サロメの雑談

最近、サロメさんの雑談を聞くのが楽しい(特にツイキャス配信。ゲーム実況とか他の配信者と一緒のものとかは聞いていない)。他のVtuberは聞いていないのでこの人が特別楽しいのか、それともだいたいVtuberってこんなふうに楽しいのかは分からないが、聞い…

子守りの余白に

子供がいないないばあ・おかあさんといっしょ・みいつけた以外のテレビにも関心向けるようになった(関心を向けるように仕向けた)のが半年くらい前だったか。子供がいなかったら見なかったであろう作品とかを見たので、いちおう記録に残しておこう。●となり…

うたわれ雑談

月初はソシャゲーの月間イベント開始日なので忙しいのだが、今回は諦めていたうたわれのメインアカウントにログインできるようになってしまい、サブとメインの両方でイベントを消化することになって特に大変だった(さらにハチナイもあったのだがその話は今…

木緒なち『ぼくたちのリメイク』、石川博品『冬にそむく』

ぼくたちのリメイク12 「おかえりなさい」 (MF文庫J)作者:木緒 なちKADOKAWAAmazon 前にアニメを観て気になっていたシリーズが完結したことに気づいて一気に読んでみた。アニメではOPソングがよかった他には(今回CDを買ってしまった)、地味で暗めけど熱のあ…

手の上の永遠

我ながら小市民過ぎて情けないのだが、最近脈絡もなく腕時計が趣味になりつつある。といってもかけられるお金はろくにないので、ヤフオクを見て気に入った腕時計が安いうちに入札しておいて、いずれひっくり返されるまでの間は自分のものになる可能性がある…

うたわれないもの

◆元旦は親が実家に戻り、久々に子供と二人だけの日だった。おやつにミカンを持って、遠くの大きな公園に行って遊ぶなど。途中で神社の前を通ったら長い行列ができていた。まだ言葉を話せず、「こんにちは」すら言えず、友達など一人もおらず、運動神経も発達…

傷物語

『傷物語』をやっと観終えた。いろいろと過剰な作品だった。既にきちんとした考察を読んでしまったので自分にいえることは断片的な感想以上のものではないのだが、一応感想として残しておこう。 シネフィルの人たちの基礎教養であるヌーベルバーグとか1960年…

いまさらのNHKにようこそと牧野由依ボイス

先日、ふと思い出して買ってしまったアニメ『NHKにようこそ!』(2006年)を観始めた。もう15年も前のアニメ、そして原作小説は20年前の作品であり、時代の向こうに流れ去ってしまったのかもしれないが、僕の中に残っていた当時の感情はすぐに戻ってきた。いま…

アニメ『瀬戸の花嫁』

夏の終わりに。 キャラクターが絶えず大声を張り上げている騒々しいラブコメで、子供向けのギャグやリアクションが多くて乗り切れないところもあったが、終わってみると楽しかった。暑苦しい男キャラたちにもいつしか慣れてきた。北斗の拳とかターミネーター…

日々のかけら

前回書いてから2ヶ月ほど空いてしまったので、何か最近のことでも取りとめなく書いておきたい。◆できればこれが最後のフィギュアになるかなと思いつつ、綾波レイ・ロングヘアバージョンのフィギュアを買った。髪だけでなくて手足も長くなってしまって、それ…

物語シリーズの物語

・あにもに「傷物達を抱きしめて──映画『傷物語』とアニメーションの政治性」・『もにラジ』第3回「『傷物語』と現代日本の傷痕」 『傷物語』のアニメは他の物語シリーズのDVDと一緒に1年ちょっと前に買い集めていたけど、まずはテレビシリーズの方を観てか…

劇場アニメ雑感:『リズと青い鳥』のことなど

『負荷領域のデジャヴ』、オカリンと牧瀬氏のラブストーリーだったなあ。90分という限られた時間できれいにまとまっていて、この二人がお似合いの二人だということを改めて認識した。オカリンは本編とゼロでさんざん苦しんだ姿を見せていたので、この作品で…

夏色キセキ

監督が「王道」的な物語にすると言っていて、確かに王道という言葉でイメージできるようなバランスの取れたいい話になっているのだけど、もちろんそれだけではなくて、なんというか仲良し4人組の女の子たちが共有する濃密な空気みたいなものが満ちていて、そ…

アニメと記憶の考古学

17年ぶりくらいに最終兵器彼女を読み返した。たぶん前に読んだのはエロゲーを始めたか始めないかの頃くらいで、キスやエッチの描写がまだ物珍しくてドキドキしたことを覚えているが、話はだいぶ忘れてしまっており、細かい部分などをあれこれ楽しみながら再…

小鳥猊下『高天原勃津矢』

小説「高天原勃津矢(2006年)」|小鳥猊下|note この小説でぼろくそに批判されている「おたく」に少なからず当てはまるところがあると思っているところがある自分が何を感想として書いたらよいのか分からないし、批判されている当人が絶賛しても「お前本当…

博『明日ちゃんのセーラー服』

アニメが毎週素晴らしくて、最終回を前に原作マンガを9巻まで全部買って読んでしまった。そのせいか、アニメ最終回の後夜祭のエピソードはいまいち盛り上がらなかった印象だった。ほとんど明日ちゃんが踊っているだけのエピソードなので、アニメで盛り上げる…

水族館と幻視

また『白い砂のアクアトープ』をみて、昨日は久しぶりに江の島までドライブして水族館に行ってきた。八景島の水族館でコラボイベントをやっていたらしいのだけど(ついでに今日みた『先輩がうざい後輩の話』でも八景島水族館らしい場所でデートするエピソー…

奈倉有里『夕暮れに夜明けの歌を』

夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く作者:奈倉有里イースト・プレスAmazon ロシア文学研究者の青春の書だ。かなりあけすけな本であり、あけすけに書いてもきれいにまとまるのは著者の人柄なのだろう。僕が昔夢見ていたような生き方――ロシアの大学…

アイドルと視線(アニメ雑感)

最近は家族が家にいないこともあって、アニメ視聴のペースが維持されている。それにしてもアイドルものが増えたと思う。僕が主に観ているプラットフォーム(ニコニコ動画の無料配信)で増えたというだけなのかもしれないが、アイドルものの面白い作品が増え…

麻枝准『猫狩り族の長』

猫狩り族の長作者:麻枝 准講談社Amazon 作者が本書刊行記念の寄稿で自ら語ったところによれば、今回は小説の書き方みたいなハウツー本を読んで編集者にもガンガン赤を入れてもらっていいものができた、しかも今まで書かなかったことをいろいろとさらけ出した…

流れ

忍じゃりばんばん物語【にんじゃりばんばん×物語シリーズ】(修正版) 今日は週一の買い出しにいったら業務スーパーで「にんじゃりばんばん」が流れていて、久々に化物語のMADを思い出して懐かしくなった。調べてみたら化物語シリーズはまだ続いていた。僕は…

シン・エヴァンゲリオン感想補遺

承前。 プリンターのインクが切れたので取り換えたり試し刷りしたりクリーニングしたりしているうちに、廃インク云々の表示が出て印刷できなくなってしまい、色々調べた末にアマゾンで1000円のリセットソフトを購入したら5分で直って安堵した。心配していた…

エヴァは終わってない(シン・エヴァンゲリオン感想)

エヴァが終わった。終わったといってもいろいろニュアンスはあるだろうが、もう物語が完結して続きがなくなったという意味では終わった。今日ははじめから終わりを見届けるために映画館に足を運んだわけで、自分の中では終わらせたくなかったし、今でも終わ…