2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

乗松亨平『ロシアあるいは対立の亡霊』

ロシアあるいは対立の亡霊 「第二世界」のポストモダン (講談社選書メチエ)作者: 乗松亨平出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/12/11メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る 時折雑誌「現代思想」とかに掲載されていたロシアの批…

西暦2236年 (75)

人をちゃんと見ていないから、人をちゃんと好きになることができない。だから自分の悪いところ、悪い感情を大切な人にも見せられない―――。人間として未熟で青臭い悩みだが、耳が痛いところがある。そういう人間は、好きという気持ちの純粋さだけを問題にすれ…

こころリスタ! (75)

Q-Xの作品をやるのは初めてで、正直なところ体験版をやっても特に強い個性が感じられたわけでもなく、引き込まれたわけでもなかった。絵が結構可愛くて、仮想世界のBGMが飽きの来ない曲だなあ程度の印象しかなかったのだが、一部で高く評価されていたので騙…

こころリスタ! (さち)

メインライターとは別の人が書いたということと関係があるのかどうか分からないが、さちシナリオは結局最後までどこかちぐはぐな印象が残った。さちがなぜあそこまであの丸っこい兄にべったりなのか分からないし、主人公がお兄ちゃんと呼ばれる感覚もよく分…

こころリスタ! (雪音)

雪音はあんまり書くことがないんだよな……。コンプレックスのお話だ。顔が主人公と似ていて地味で眼鏡で、胸が双子の妹よりも控えめで、そういう意味では星歌よりもずっと妹らしい妹なのだが、実は夢見る女の子で、地味な自分が何かに長じたいと思ったら「姉…

石川博品『平家さんと兎の首事件』

平家さんと兎の首事件作者: 石川博品発売日: 2015/12/28メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る コミケは3日目に用事が入ったので、結局2日目に行って石川センセの平家さん小説だけを買ってきた。その後、秋葉原に行って普段の職場近辺では見…