2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ねこねこファンディスク2 (65)

思い出の朱のサイドストーリーが読めただけでなく、掌編「120円の冬」が小粒な佳作でうれしかった。音楽CDやHシナリオもうれしいおまけ。砂漠が恋しい・・・

CROSS†CHANNEL (85)

少なからず身につまされる人間的な欠陥がテーマだったけど、主人公の捨て身でシーシュポス的な奮闘のおかげで、なんとか乗り切ることができた。その意味ではクロスは贖罪と救済の十字架みたいなものかも。 (ネタバレ気味長文) 超人的な機知と瞬発力で必死…

レム『ソラリスの陽のもとに』

ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)作者: スタニスワフ・レム,飯田規和出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/04メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 377回この商品を含むブログ (152件) を見る 最近、完訳版も出たそうだが、ブックオフで100円で…

ママトト (60)

メインヒロインのアーヴィとライセン。この二人が気に入ったのでレベルを上げまくった(スターリンに似たストーリンも)。残念ながらHのフラグは立てられなかった。 何かから逃げるようにして、突然ママトトをインストールして徹夜でクリア。今はやるタイミ…

13. 速攻でKO

ママトトでたまった何かを吐き出すために瀬里奈を再開。始めて10分ぐらいで吐き出してしまい、あまりの早漏ぶりにわれながら笑ってしまった。抜きゲーのエロさは暴力的だ。

澱み

なかなか身の置き所が決まらず情緒不安定なのだろうか。本もエロゲーもいっぱいあるのに、自分が何をしたいのか分からなくなる。こんな贅沢は、もうすぐ一生手にできなくなるというのに。寝たり、積みゲーの箱を眺めたりと、優雅で白痴的な午後。 君のぞFDの…

語りは踊る(クロスチャンネル開始)

冬子シナリオらしきものを終了。ライターさんに見事なまでに翻弄されてしまっている。以前に体験版をやったときほど主人公が不快じゃないのは、僕にも余計な知恵がついてしまったからだろう。主人公はエロゲーその他のモチーフに対して斜に構えずにはいられ…

09-10. 瀬里奈だけじゃない

「あっ、直人さんの、まだこんなに元気・・・」って、ちょっと待ってください(笑)。出直してきます。 そういえば雪奈も(多香子や瀬里奈もだけど)黒目だった。白状すると、胸が小さいのであまり注目してなかったキャラだったけど、声がきれいで控えめで可…

11. 蝶々へ

ペース配分を失敗して、雪奈との最後のHでは我慢して、仕方ないから始めた瀬里奈ルートの、既読のはずなのにとばせなかった多香子さんのおもてなしで力尽きてしまった。 雪奈シナリオも、ストーリーはやはりそれほどでもなかったけど声はよかったなあ(CV:…

鈴木大拙『日本的霊性』

日本的霊性 (岩波文庫)作者: 鈴木大拙出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1972/10/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 45回この商品を含むブログ (60件) を見る 積読崩しをしてみたが、期待はずれだった。著者は有名だしタイトルも魅力的だけど、中身は薄く…

12. 瀬里奈シナリオ開幕

今年の夏至の日はひたすら瀬里奈だった。 瀬里奈との初Hはやはりボリュームが多くて、不覚にも最後までついていけなかったが、まだ充分感情移入し切っていないのにエロトライアスロンが始まってしまったようで、戸惑う(貧乏性なので、Hはなるべく好きになっ…

「彼女の穴は、謎に満ちている・・・!」(感覚の鋭い牙雑感)

一息ついてみると、やはり「終ノ空」のように「作られた」電波なのだろうなと思ってしまう。「終ノ空」はそれでも、90年代という一時代前の雰囲気や病的な絵が面白かった。こちらはまだ少し近すぎるかもしれない。 とはいえ始めのインパクトは強烈で、クラナ…

ラノベあさりたい・・・

ハルヒの11・12話を視聴。雨の日の回といい、相変わらず風情があって面白い。なんだかみんな、いつか終わりがくることを分かっているようなやるせない雰囲気をかすかに漂わせている。12話ではついに僕もハルヒ萌えに開眼してしまったようだ。学校では、学年…

陽の注ぐ隠れ家

ている・ているのサントラを聴くと、「雰囲気がいい」と言われている意味や、なぜESであれほど高得点をつける人がいるのか、改めて分かってくる。どの曲も特にずば抜けてすごいとわけではないが、ミンが掃除に勤しんだりしている風景が思い浮かぶ「花舞」と…

蒸し暑い中

また秋葉原に行ってきた。中央通りのドンキホーテにふらりと寄ってみたところ、UFOキャッチャーやオタグッズのあるフロアで薬や米が売っていたりメイド店員が歩いていたりして、その憂い顔の騎士も卒倒せんばかりのカオスぶりにあっけにとられた。とらのあな…

声のネットワーク

田中理恵の百人一首についてロシアのネットフォーラムで紹介したところ、カキコしてくださったpocket_girl氏が、あの秋葉いつきことジェーニャさんだと気づいてびびった(彼女の日本語HP)。最近はブラックラグーンのロシア語指導を担当されている模様。日本…

シンフォニック=レイン (60)

反射神経と根気のない私には、特に演奏パートがネックとなって、最後まで不協和音が鳴り止まなかった。普通に考えればクラシックの音楽院と岡崎律子の歌は全然合わないはずで、作品全体が癒しの雰囲気で満たされながらも、そういう居心地の悪いセンスが無自…

永遠の続き

夢幻回廊のための準備運動として、君が望む永遠をまたインストールして、まだやっていなかったマナマナシナリオをやった。続いて文緒シナリオ、まゆシナリオ、蛍シナリオもやって、ついに君のぞをコンプリート。始めてから10ヶ月かかった。 マナマナと蛍は評…

Совершилось! ・・・ってほどでもないけど

小人閑居して不善をなす。また積みゲーを買ってきてしまった。貯金残高を見るのが怖い。新宿南口は久々だったが、緑色がいろいろと目について、人がうじゃうじゃ歩いていて、少しForestの気分になった。 クロスチャンネル。(加奈→家族計画→)最果ての…

汚れた翼の人(シンフォニック=レイン)

就活試験前日に深夜までシンフォニック=レインをやり、ファルシータシナリオを終え、その感想を書くという愚行。 シナリオ分岐がうまくつかめずバッドエンドを繰り返してから、ようやくゲームの流れが分かった。しかし実にきわどいバランスで成り立っている…

08. 脱出して、また戻る

多香子シナリオ終了。結局最後まであまり強い愛情をもてなかった。申し訳ない。多香子は設定的には相当暗くてダメな女性のはずなんだけど、そこら辺の黒さが和らげられてしまっていてあまり迫真力がなく、美人でエッチな未亡人的な面ばかりが目立ってしまっ…

ロシアのアニメファンダムの変遷

mad_doctor氏による回顧。濃い活動家たちの時代から歴史認識が弱い温めのファンたちの時代へ。大衆化が始まったのはアニマトリックスや宮崎駿のオスカー受賞あたりとの事。もう少しマイナーながら、アニメの嗜みと隣接するのは「パラパラ、DDR、パンプ」らし…

困惑(シンフォニック=レイン)

演奏が難しすぎて腹が立った。EASYモードらしいんだけど、もう二段階くらいイージーにはできないものか。声優嫁占いで出てきた浅野真澄演じるファルシータ(この人のほかの役は知らないアニメばかりだった)との初練習・・・いくら単独練習してもコツがつか…

ている・ている (70)

(一言感想) 動植物学や民俗学における圧倒的な博識や、換喩的な凝った比喩は素晴らしい。しかしキャラに感情移入できず、心を動かされることはあまりなかった。一応、神樹の館と同じ民俗学系の館モノで、こっちのほうが非凡な感じだけど・・・ (長文感想)…

明るい幻視(ている・ている雑感)

第1章を終え、だんだんリズムが分かってきた。これは宮澤賢治の呼吸だ。Forest以前にここまで夢遊病的な展開をする物語があったとは。周りの事物に注ぐまなざし、それを科学とメルヘンの混合物に組み替えてしまう無造作な手つき。パイオニアである宮澤賢治ほ…