永遠の続き

 夢幻回廊のための準備運動として、君が望む永遠をまたインストールして、まだやっていなかったマナマナシナリオをやった。続いて文緒シナリオ、まゆシナリオ、蛍シナリオもやって、ついに君のぞをコンプリート。始めてから10ヶ月かかった。
 マナマナと蛍は評判どおりなかなか良かった。もちろん、遙や水月や茜の直後にやるのはきつかっただろうけど(あゆも)、これだけ時間を空ければその良さも受け入れられる。君のぞは、作品全体としてみれば、どこに主題的な中心があるのか曖昧で、それは主人公のような気もするけど、とにかく各ヒロインの個性は強くて印象に残った。なぜか茜にいたってはボークス社製のドールまで持ってるし。結局、一時代を築けるパワーを持った作品だというのには納得した。どのヒロインも、独立して一本の作品にできるほどの個性を持っているいて、このゲームはオールスターズのような感じになっている。商法云々は別として、作品の一つのあり方としてそれはそれでよいと思う。
 さあ、これでやっと、一年近く寝かせていたファンディスクへと移れるのだが、気楽なハッピーエンドなんて見ちゃっていいのかな。


 先日のロミオ氏麻枝氏関連の話題はyu_iさんがまとめてくださっている。僕はもう弾切れです。山田一作品については、それほど熱心なファンではない僕には分析も寿ぎも難しいけど、あの末莉シナリオによる鬱体験は、いつか自分の言葉で形にしてみたいなあ。