2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

明日の君と逢うために:あさひ

かけあいがいまいちで話もなかなか盛り上がらないのでどうしようかと思っていたら、設定に仕掛けあったようで、そのまま肝心なところは設定というか物語外の部分に投げたまま終わってしまった。物語としては中途半端印象で、それを想像力で補うかどうかは読…

明日の君と逢うために:舞

舞のモノローグはない。舞はツインテールの強気なヒロインでありながら、ことあるごとに自分が普通の女の子であることを強調する。舞にはトラウマ設定もない。 ここは御風島ではない。神風は吹かない。風通しがよいように思えるのは舞自身が吹かせている風の…

明日の君と逢うために:小夜

思わず感化されてジョギングした(三日坊主だと思うけど)。というのも小夜はプレイヤーである自分に近いところにいるから。表面的な設定では、孤高(独りぼっち)、口が悪いせいで人を遠ざける、不健康な食生活、目が悪いなど、健全な社会生活を送る気のない生…

明日の君と逢うために:瑠璃子

久々に(主に視覚的に)新しい感覚の作品。出たのは2007年らしいけど、いつの間にか世間のエロゲーは新しくなっていたようで、ゲームを進めながらいろいろ新鮮な感覚を味わった。まずキャラデザが新鮮。絵を形容する言葉をあまり知らないので何といったらいい…

レコンキスタ (55)

語りが説明しすぎているために分かり易すぎて挫折。スキップを多用した。もっとシナリオを省略して整合性を崩し、短くて読みにくいものにしてくれたらありがたかった。題材、文体とも新鮮味がないため、結局は過去エピソードとエッチシーンを中心に見てしま…

そらいろ (65)

子供のイメージとして、首が突っ張っているというのがある。成長途上にあるからか体のバランスがどこか不安定で、その偏った力がまだ肉付きの薄い上半身とか首とかにかかっている感じ。あとは得体の知れないものを警戒するような目つき。本とかの間接的な知…

亡霊

井上靖の『西域物語』を読む → 久々に朱のサントラを聴いて懐かしむ → ねこねこソフトの作品の雰囲気が恋しくなる → 一気にスカーレット、レコンキスタ、そらいろ、ぐらタン、ファンディスク3を買ってくる。ついでに、明日の君と逢うためにと川本人形劇『死…

エクリチュールの英雄時代 〜定金伸治『四方世界の王5』〜

四方世界の王5 荒ぶる20(エーシュラ)の太陽と変異 (講談社BOX)作者: 定金伸治,記伊孝出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/06/02メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (14件) を見る 西尾維新の『猫物語(黒)』(asi…