ママトト (60)

   
メインヒロインのアーヴィとライセン。この二人が気に入ったのでレベルを上げまくった(スターリンに似たストーリンも)。残念ながらHのフラグは立てられなかった。
 何かから逃げるようにして、突然ママトトをインストールして徹夜でクリア。今はやるタイミングが悪すぎるということもあるが、戦略シミュレーションゲームは僕にはもう楽しめそうにないことを改めて思い知らされた。会話が戦闘の合間のつなぎでしかないので、じっくり読む気がせずクリック連打。ストーリーはよく分からなかったし、キャラ名も全然覚えられず、ただただ音楽を聴きながらパズルを解いていたようなものだった。だんだんキャラが増え、ステータスもあがって盛り上がっていくのを眺めながら、ドラクエ3やFF3で夢を見ていた小中学校頃の感覚が甦ってきたけど、それは文字通り甦ってくるだけであって、新しい何かを得たような気にはならない。
 ゲームとしてのつくりはしっかりしているのだと思う。絵は、これまた美しくも懐かしいもので、ファンタジーにはまっていた昔を思い出させてくれる。今主流のアニメ顔の絵がいかにいびつなものか、これらのやさしく整った絵を見るにつけ思い知らされる。プレイ中はなぜかほとんどエロイベントが発生しなかったので、後でセーブデータでももらって眺めてみよう。絵が好きなだけになおさら残念だけど、やはりアリスソフト(の少なくとも戦略シミュレーションゲーム)は僕には方向性が合わないということなのかな。