イリヤの空、UFOの夏

 をYouTubeで3話まで視聴。YouTubeがなかったら気に留めることはなかっただろうけど、実際に見てみると、YouTubeで見るのはもったいないアニメだ。画面が小さくてよく見えないし。DVDが安ければ買いたいけど、無理かな・・・。
 原作を読んだのは一昨年だったか。事前情報がゼロで、イリヤという名前がロシアっぽいというのが買った理由だったと思う。1巻の半分くらい読んでから1ヶ月くらい放置していて、そのあとは一気に読んだ。強烈な印象に打ちのめされた。ラノベでは一番かもしれない。アニメの方では秋山瑞人の強くて悲しくて若々しい文体の代替は無理だろうなと思っていたけど、色彩に力を入れることで夏の濃密な空気を再現していたのはよかった。TVAじゃなくてOVAで作って正解だったようだ。EDの歌だけが力不足な感じ。
 原作のあのきつい雰囲気はすでに出まくっていて、3話の終わりではもう泣きそうになってしまった。やっぱすごい話だ。