日記

 職場のチームの先輩が立て続けに辞めて、ついに残ったのが僕と後輩の女の子だけになってしまった。まじめでおとなしくて小さい子なのだが、声が北都南によく似ていて癒される。顔を上げずに声だけ聞いていたらエロゲーをオートモードでやっているのと変わらない。最近は明らかにいわゆるブラック企業と言われるペースのオーバーワークが続いていて、後輩は11時半まで、僕は12時半まで、それぞれ終電の時間まで二人で残ることが多く、セクハラをしないか心配。と思っていたらしてしまった。「ついに二人になってしまった。僕と君の二人だけでつくっていくしかないからよろしくお願いします」とかキモいことを言ってしまった。まあこの子もいずれ過労で辞めてしまうだろうから(新婚さんなのに残業ばかりで旦那が心配してる)、じきに僕が1人で回さないといけなくなるかも知れず、そうなったら外注をさらに増やすことになる。なんとかリアル北都南の声に紳士的に癒されながら続けていければいいのだけど、無理だろうなあ。