同窓の人たちと久闊を叙す

 その昔の成績学年トップグループに入っていた人ばかりというおかしな面子で、それぞれみんなスタンスは違っていてもベースではかなり話が合うので、僕のような社交性のない人間でも安心してしゃべれたりして、気がついたら1時くらいになっていたのでそのまま朝までみんな憑かれたように話しつづけた。その昔畏怖していた人たちと社会やら文化やら恋愛について語れるようになったということは基本的には素晴らしいことだけど、他方では今のレベルでは本当は完全には満足していない感もなんとなく感じられて疲れを感じる。ほとんど物心ついていなかった僕は除いて、みんなカリスマだったんだから。仮に今から最果てのイマのような友達グループを作れたとして、それをこれからやっていけるだろうかという社会生活を岐路を控えた微妙なお年頃。それでもこの夜は間違いなく意味のある時間だったし、そのことに感謝する。ありがとう。この日記を見つけられちゃ困るけど。