あずさ

 あずさルートの2周目が終わった。カテゴリー2になると「戦後」のエピソードらしきものがいくつも入っているらしい。よく分からないが。デートに誘おうとするあたりの話は戦前だけど、その次のエッチシーンは戦後とも取れるような気がする。そう見たほうがあずさがあんなふうに泣き出したことをもっと読める。その次の「章二の要求」は戦前だろう。そしてそのあとONEのような話になってしまう。世界から人がいなくなり、このルート自体がイマの作り出す迷路の一分岐にされてしまったらしい。あれだけ聖域を壊すことを恐れていたのに結局壊れてしまったのは何が原因だったのか、「納得いくまで何度でもやり直しなさい」というイマは明確に敵ということになるわけで、あずさと結ばれる→人がいなくなる→あずさとまた出会って世界が新しく始まる、という流れを単なるイニシエーションの象徴みたいな解釈に落とし込みたくはない。真相は藪の中(考察サイトはまだ読まない)。出迎えるあずさの笑顔に不安なものを感じ、これはあずさの顔をしたイマなのではないかという気配がしたとしても、そういう微かな不安は抱えたままでもあずさを選んだことは正しかったと思わせるような不思議なシーンでした。