2006-07-29から1日間の記事一覧

ハズレ気味

京極夏彦の『姑獲鳥の夏』を読んでみた。文章が合わなかった。初めの150ページくらいは、どこかで見たことがあるようなドグラ・マグラみたいな空っぽでつまらない放談が、ゆるゆるの文体で垂れ流され、こりゃだめだと思った。話が動き出してからはミステリの…