プロフィールとか

 「皆さんのエロゲの選び方を知りたいな」に参加しつつ。
 そろそろエロゲーライフが終わってしまいそうだし、総括がてら書いてみましたが、結局いつもの調子に。何かの参考になるでしょうか。

  • 月に何本プレイしているか

 5本前後。最近はほぼ引きこもり生活なのでペースが上がっていますが、近々社会人になってしまうので、一気に少なくなるはずです。二年弱、エロゲーとの蜜月でした。

  • どんなゲームをプレイしているか

 似非インテリの自尊心と好奇心をくすぐるもの。泣きゲーで入門しましたが、やがていろいろと手を出すようになりました。

  • どうやって選ぶか

 貧乏性なので価格第一です。中古ゲーマーとしての後ろめたさは多少は感じておりますし、自己正当化するつもりもありません。もともと活字好き・古本屋好きの安上がりな人間なので、6000-8000円出してまでエロゲーを買えるかは自信ないです。現在は80本ほど作品を持っていますが、中古屋で未開封で買ったもの数本を除くと、新品でまっとうに買ったものは中古価格の高いForestだけ。普段は2500円くらいまでが射程です。製作者の方々、ごめんなさい(あやまれる資格さえありませんが)。社会人になったらきちんと買えるようになるかもしれません。今までは2週間に一度くらい秋葉原に出かけ、主にソフマップで買っていました。売ることはほとんどありません。今のところ売ったのは「世界ノ全テ remind of you」だけ。旬を過ぎた中古作品ばかりやっているので、売ってもあまりお金にならないし、少しでも気に入った作品なら手元に置いておきたいし、売るのは面倒くさいし。この辺は古本収集と似たようなものです。
 理想としては、恋愛ゲームですから、何か運命的なものを感じて(エロゲーショップで?)、値段も見ずにレジに直行ということをしてみたいものです。それができるようなパッケージ作りを目指してほしいです。新品で買うようになったら、体験版も参考にするかもしれません。今まで事前情報少な目のパッケージ買いでいい出会いをできたものは、朱、水仙花、中出し痴漢列車〜女子高生痴漢白書〜、痴漢遊戯。

  • エロゲの選び方に何かこだわりはあるか

 抜ける、萌えられるだけでは得した気になれないケチな人間なので、何かインテリくさいこだわりやとがったところが感じられないと手が出しづらいです。 正確にはインテリというよりはセンス・オブ・ワンダーでしょうか。プレイ前とプレイ後で世界の見方が変わるような強烈な作品を探しています。そういう作品ならば感想も錯乱してくるはずです(自己弁護)。エロゲーを知ったきっかけが東浩紀の動ポモなので、エロゲーに「可能性」を見てしまう恥ずかしいユーザーです。RPGのような手間のかかるゲームと燃えゲーは好きではありません。参考にしているのは主にErogameScapeの熱い長文レビューや、2ちゃんでの評判や、エロゲー系のブログやニュースサイトです。また東浩紀に批評本を出させるような、熱い時代の到来と新たな才能の出現を期待しています。

  • ブログで感想を公開している場合、感想を書くときに心がけていることはあるか

 人に伝わらなくてもいいから、自分が大切だと思ったことやその場の思いつきを記録しておきたいと思っています。どれも批評ではなくて感想になりますが、書く際には一応自分のかつての専門(文学研究)の半端な知識を動員し、そのアカデミズムや古典の埃をかぶった知識が、エロゲーで「生かされる」ことに喜びを覚えます。勿論、一番いいのは、エロゲーがそんな風に偉そうにほざくためのネタになるのはなく、ただただ作品世界に呑み込まれて、わけの分からない感想をうわごとのようにブツブツ言えるような事態です。感想は作品を補強しますが、それは一種の寿ぎであって、作品を解体したり痩せ細らせたり磨り減らせたりするべきではないということは、文学研究などの前例で病的なまでに思い知らされているので、作品を「論じ切る」ようなことはわざとせず(やろうとしても無理そうですが)、何かある一部分を妄想で膨らませて書いていければと思っています。そしてそれは、論理に感情を優先させて、読み手の反応をあまり考えないで書き散らしているわけだから、われながら無責任で迷惑な書き手です。分量も熱意も気まぐれだし、語彙が少なくて文章は下手だし。いつか読み返したら、かなり決まり悪さを感じると思います。エロゲーは特にプライベートなジャンルだから、感想もプライベートでいいということで勝手に納得しています。別の点から見れば、感想を書くこともエロゲーエロゲーヒロインを所有する行為の一つ。エロゲーをプレイすることは、ヒロイン(や主人公)よりも多くを知り、別の次元にいるという欺瞞を抱えながら、どれだけ彼女たちに近づけるかという冒険です。彼女たちを所有したら、それを他の人に渡さないためにも、わけの分からない独りよがりなことを書く。そしてそれをインターネットで公開して他の人に読んでもらうという矛盾。まあそんな風にして古今東西の恋愛抒情詩が書かれてきたということを考えれば、一番いいのは、韻文で感想を書くことでしょうか(笑)。
 エロゲーマーとしての経験値がたまるにしたがって、感想も長くなっていっています。社会人になったらスタイルも評価基準も大きく変わるかもしれませんが、今のやり方はそれなりに気に入っています。

  • 印象に残ったゲーム名と、読み終えるまでに要した時間(作品名/時間)

 読むのはやや遅め。つまらないゲームでは音声を聴かずに進めることもあります。攻略サイトはしょっちゅうお世話になります。再プレイはあまりしませんが、再プレイを予感してHDに残したままのものはたくさんあります。
 ファンが少なそうなのからいくつか挙げておくと、智代アフター最果てのイマ水仙花、未来にキスを天使のいない12月、朱、セイレムの魔女たち、中出し痴漢列車〜女子高生痴漢白書〜(ただの低価格抜きゲーです。念のため)。まあどんなゲームにも何かしら魅力はあるので、あまり意味あるリストではないですね。


ついでに、現在プレイ中・放置中・積み中のゲームたち。
プレイ中:夢幻回廊、白き天使達の輪舞2、痴漢遊戯、感覚の鋭い牙、しまいま。
放置中:MOON.、君が望む永遠SFD、ひぐらしのなく頃に
積み中:純愛系。、こんなアタシでゴメンなさい・・・、ヤミと帽子と本の旅人、D〜その景色の向こう側〜、終の館〜罪と罰〜、Silent Half、ONE2、Portrait、flutter of birds、かえるにょ・ぱにょ〜ん