マル激トーク・オン・ディマンド:上祐史浩

 有料会員なのに全然見ていなかったマル激を久々に視聴。相変わらず(といっても当時はあまり関心を持っていなかったので初めてまともに聞いたが)丁寧な話し方でなかなか弁も立つ上祐氏。宮台先生の話も相変わらずなんで、何だか啓蒙番組のような趣。アーレフの人たちは重いものを背負って生きていかねばならないけど、この程度の配慮を周りがこれからも示していければ両者にとっていいことだろう、という道徳の授業みたいな感想。道徳と宗教は重ならない部分もあるわけで、こういう場では道徳的な次元での話しかできないのかもしれないけど、アーレフに宗教としての正当性はあるのだろうか、あるいはどう作り出していくのだろうかと思った。全てが因果応報で繋がっているとか何とかいっていたけど、あるのは過去とその償いばかりで、奉仕をして正しく生きていくうちに何か悟りが開けるということなんだろうか。教義はどんなんなんだろうか、あまり関心はないが。宗教性についてはともかく、この人が中心ならいろいろともう安心だろう。