ボリス&アルカージイ・ストルガツキー『願望機』

 タルコフスキーのストーカーの原作シナリオの一つ。日本語で100ページくらいの短い戯曲なので短編小説程度のボリューム。同収の『スプーン五杯の霊薬』も同じくらい。願いがかなったら、不死になれたら、という設定で話を作ったら出てくるだろうっていう話題が適度に取り上げられているもので、それ以上ではない印象。初ストルガツキーだったけど、特に気に入ったりはしなかった。