抜きゲーが癒す

 注射器2にどっぷり使ってしまった。楓ルートを終えるために、いろんなヒロインたちとのHシーンを乗り越えていくうちに、だんだん現実を忘れることができた・・・のかな?
 昨晩は鬱気味で、エロゲーを起動する気力さえ出ず、横になったまま、こんな無気力な気分のときに一緒にいたいような女の子っていたっけかなー、とボーっと考えながら寝入ってしまった。エロさはやっぱり笑いや憎悪に通じるような「力」だから、エロゲーだと主人公かヒロインの少なくとも一方はテンションが高くなくちゃいけない。糸の切れたようなダメ人間二人が並んで不貞寝してても、残念ながらエロくないから。でもないかなぁ、そんな諦めたような気分の癒しゲー。ないか。そんな状態のときは音楽も読書もだめだしな。やっぱり横になって目を閉じるのが一番かな。
 今日は少し元気だったからか、注射器2を起動してしまった。適当に読み飛ばしていても、エロいのは食いつきやすい。こういうときにはHシーンの数にものを言わせた物量作戦がいいのかもしれない。まるで現実感のない想像上の病院で、フラフラと女の子たちの尻を追い掛け回しているうちに時間は過ぎていった。KOTOKOによる明るい主題歌が流れるのも、どこにもない無時間的な場所。癒され、時が過ぎる。そのうちきっとしわ寄せが来るけど、今は考えるのはよす。こんなときにも付き合ってくれるエロゲーの女の子の、なんと慈悲深いことか。