笛子シナリオの流れを追いながら

 笛子はキャラクターが曖昧だから(一般人に近い)、キャラよりもそれを取り巻く環境のほうに目がいくかも。家では千鳥のねっとりと張り詰めた視線に縛られて息を潜める忍にとって、工場での時間は錆色に見える穏やかで心地よいものだそうだ。錆色。ちょっと距離を置いているようであり、ぎりぎりのバランスで成り立っているような身内の空間のようでもあり。そのこもってしまいそうな空気(若者たちばかりが集まってもこもるものはこもる)にさっと吹き込む風が、庭のお茶会の風だったり、イルカのイメージだったりするのか。フランの知性と笛子の知性は質が違う。だからキーホルダーをあげた。
 妄言です。ストーリーあまり覚えていないので。確かこれからサブキャラが登場したりトリックがあったりして、話がめんどくさい方向に進むんだよな。笛子が粘着質になっていき、そんな自分に疲れていく過程、って言ったら乱暴かな。今週はちゃんと土曜が休みなのでゆっくりできる。ナルキッス2もできるかな。