R.U.R.U.R続き―――シロツメグサ

 シロツメグサルート終了。青山ゆかりはやはりすごかった。
 マザコンのテーマがいよいよ強まる。でもああいう話のもっていき方しかなかったものだろうか。最後まですれちがいみたいなのがあるのはシロツメグサのキャラに妥協していなくてとてもいいけど、あんなふうに決着をつけられてしまうと、それまでの超セックスの数々が浮かばれない・・・。アレだってシロツメグサの本質を表しているはずだし、ああいう恐ろしい母性に何か別の昇華を与えてあげられるのも18禁の可能性だから。まあ、こうやって感情的なものを呼び起こして萌えさせるというのが、この話の落とし所なのかもしれないが。花言葉は「幸運」だそうだが、それよりも「Be mine(私のものになって)」という意味があってアイルランドの国花というあたり。
 そういえば、このシナリオのHが斬新なエロさのものばかりなのに、実用性はあまりなかったのはなぜか。絵のせいなのかな。夢幻回廊と同じく、下半身よりは脳を刺激するエロさということか。