ロシア人の見る現代日本

 写真もうまいけど、ロシア語の解説が親切で感心する。
http://valkorn.livejournal.com/751675.html
 ロシア人といってももちろんオタクの人。今度狼と香辛料の正規ロシア語版を出すらしい(ホロ:オリガ・マツケーヴィチ、ローレンス:ワシーリイ・マルコフ):http://valkorn.livejournal.com/752109.html
小説は個人的に受け付けなかったけど、このロシア語のエンディングソングはよい:

С ведьмина древа яблок семь 魔女の木からリンゴが七つ
По семь семян посеют, только съем. 種を七粒ずつ蒔くけれど、わたしは食べるだけ。
Весною куплетик проращу, 春には歌を育てて
Взлохмачу чуть-чуть, ちょっと髪がくしゃっとなるなるくらいに
Скачу — бренчу, кому хочу! 飛び跳ねたり、かき鳴らしたり。気が向いた人にね!
Глазею в два яблочка-дичка, 二つの元気なリンゴの実を見て
Шарлотку солнца кушаю с бочка, 樽からおひさまのアップルシャーロットを食べて
За ромовой бабочкой кружу, ラム酒の蝶々を追いかけまわして
И времени вторя, 時間をまねをして
Здороваясь, «прощай» скажу! 挨拶しながら、「さよなら」を言うよ!
Сладких звезд краса — 甘くてきれいな星たち
О, в баночку бросай, ああ、瓶詰めの中に放り込んでよ
Чтоб по миру посвистать, 世界中に口笛が鳴り渡るように、
О, миру насвистать. ああ、世界に思いっきり鳴り渡るように。
Скажешь, волку девочкой не стать — 狼が女の子になるわけないというけれど、
Да ну! でもそれがどうしたの?
И в май июнем улизну, 五月のなかにだって六月になって隠れてしまうの
О, миру посвистать. ああ、世界に口笛を吹かなくちゃ。
С тобою насвистать. あなたといっしょに、思いっきり鳴り渡るように。
(作詞:ミハイル・ヴィノグラードフ、歌:アリョーナ・ベセーダ)

  • 追記。英語のオリジナルを見たらそっちは普通に魔女の歌だった。このロシア語版はたぶん語呂とかの関係で意図的に意味をずらしたんだろうけど、単に間違えたっぽいところもあってよく分からない。

 あと、今度は本当にNHKにようこその訳のお手伝いをすることになりそうだ。ICQのアカウントを作った(648605519)。著作権とか大丈夫なやつなのかな…。
 HAIN氏の新作「甘えむっ♪」の製作者ブログ。広報の方がちゃんと営業されていてなんだかうれしい:http://blog.livedoor.jp/strikes_dl/