老けた

 学生の頃にモスクワでお世話になった友人に、実に3年ぶりくらいに手紙を書いた。書こうと思いながらも、野心のあったあの頃と比べて枯れ果ててしまった今の自分をさらすのが情けなく、いつかは訳して日本に紹介するといって預かった原稿もそのまま、なかなかペンをとれないままに時間が過ぎていた。案の定手紙は愚痴だらけになってしまったが、それでも何とか近況を伝えることが出来た。今度はもう音信不通にならないようにしよう。
 エロゲー分が不足して禁断症状気味だったので、熟考の末、「遥かに仰ぎ、麗しの」あたりを狙って秋葉原へ。サントラ付初回版が1万円だったのであきらめた。朱のような広がりがあってエキゾチックで切ないゲームを求めて店内をうろついていたけど、どうしても見つからず(蒼天のセレナリアは攻略が面倒そう;奴隷市場は物語が鈍重そう)、気が付いたら全然広がりもなくエキゾチックでも切なくもない「新妻イカせてミルク!〜団地妻、昼下がりの下半身事情〜」と「リゾートboin」を買っていた。団地妻に新商品を売り込むセールスマンと南国リゾートのエロライフという、どちらも疲れたサラリーマンを応援するかのような設定のゲームだと後から気づいて、ちょっと落ち込んだ。あとは「夏めろ」の特典付を安く見つけて買ったのは収穫だったが、あのロリ絵についていけるかが問題だ。期待はずれ気味だったシンフォニック=レインのリベンジと出来るか。それにしても最近はシナリオゲーとのめぐり合わせが悪い。というか要求水準が上がって、下手に買えなくなってしまった。欲しいと思える新作がない。2ちゃんのベストエロゲー投票を見ても、2008年はなんだか別世界の他人事みたいに見える。雑音はカットして初心に帰らなきゃダメなのかなあ。
 あとは東方のアレンジCDをまた買った。順調に増えていっている。気分転換のために久々に服も買った。