вариации

 直前までぐだぐだしていたけど、眠ってすっきりしたせいか、今年もコミケに行ってしまった。今年は東方にはまった年でもあったのでCDを買いたかったけど、東方音楽は主に2日目らしい。帰りに秋葉原によって足を棒にして何枚も買ってきた。ということもあり一番の目当てはsunagiさんの最果てのイマSS「Node of Farthest ver.1.0」。前回(冬)行ったときにはあらきまきさんの最果てのイマラフ原画集が目当てだったので、やはりイマは僕のようなひきこもりを家から引きずり出すほどには今なお魅力ある作品だということだ。せっかくsunagiさんと話す機会があったけど、リアルロミオファンの人に初めて会ってひるみ、へたれてしまい、結局自己紹介どころか「小説がんばってください」をかろうじて言えたのみ。すみませんでした。でも本当にイマを好きな人っているんだなあと実感できて、ちょっと元気付けられました。
 肝心の中身のほうは、よく練られていて、本編プレイ中に分からないままだったシーンがうまく繋ぎ合わされていて楽しめた。正直、2ちゃんのイマスレの議論は長すぎて頭に入らないので、こうやって小説の形で示されるのが一番説得力があるし、何より楽しい。しかし笛子救われないなあ。苦労人なのは仕方ないとして、なんかこう、青春がほとばしるような幸せなエピソードもいつか書いてくださると嬉しいです。
 一緒に買ったオリジナル小説「揺蕩う空のための乱舞曲」のダイジェスト版小冊子も拝読。読んでみると最果てのイマによく似た構造を持った小説で、あんたどんだけイマ好きなんだよと楽しませてもらった。イマのハーレムに抵抗を感じる人にはこちらのほうがいいのかもしれない。とはいえ、恋愛ものとしてはよかったけど、設定の見せ方とかはあまり煮詰まっていないように感じたのは正直な感想。ダイジェスト版ということももちろんあるが、AURA的な意味でちょっときついと感じたところも・・・。ユーモアのあるシーンがなかったということもある。中村九郎秋山瑞人のようないかがわしいパワーが欲しく思った。
 ともあれ久々にイマを思い出せてよかった。行動力と創造力のある方に感謝。


 ほかにもエロゲー関連の同人誌や東方のCDをいくらか買ったので、時間もあることだし気が向けばおいおい。