消化(チェルノブイリとか震災とか)

チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1

チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1

悲痛伝 (講談社ノベルス)

悲痛伝 (講談社ノベルス)

悲惨伝 (講談社ノベルス)

悲惨伝 (講談社ノベルス)

 最近は生活がごたごたしたり仕事が増えたり副業であちこちに文章を出したりというのが続いて、ブログを書く余裕がなくなってしまっている。うまくいけば来年の3月くらいには少し落ち着くかも・・・。とはいえ、忙しがっていると人付き合いを断る理由にもなるから人間関係を薄められるというメリットもある。こうして気がついたら中年になっているのだなあ。
 上に挙げた最近読んだ本は、どれも震災がらみのもので、冒涜的に見えつつもうまいやり方、といったらべたすぎるか。西尾維新という作家を知ったのは東浩紀を通してだったけど、その東浩紀の本にキリル文字がたくさん出てくるというのは感慨深いものがある。冒頭のチェルノブイリ周辺と福島周辺の地図を同じ縮尺で並べて汚染度を比較しているのは面白かった。チェルノブイリ〜モスクワが東京〜函館くらいだったり。またいつかロシア・旧ソ連国がらみのテーマを扱ってほしい。インタビューを読めば分かるとおり、あっちの人たちにはけっこう健全で強靭なので、不足している栄養分を補えるようなところがある。